ART @ AGNES 2007

午前中に映画を観てから午後初日の会場へ。会期が二日しかないこともあり、観客が集中している。狭いホテルの客室内に行列を作るという、悪趣味な格好となる。展示即売会という性格もあってか、展示は雑然としており、現代美術の闇市にいるような感覚だ。客室という条件を上手に咀嚼して、インスタレーションに成功していたのは内藤礼くらいであろうか。個別の作品では、内海聖史の21連作の小品や、ピーター・ハリーの紙にメタリックな色彩でペインティングしたものが面白かった。

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