2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

組立-対話

先日公開した永瀬恭一さんとの対話について、思いがけずいくつかポジティブな反応を頂きました。ありがとうございます。 櫻井拓さん http://twitter.com/sakurai1031/status/282824830850564096http://twitter.com/sakurai1031/status/282826721433096193htt…

組立-転回

新しい企画がスタートしました。http://kumitate.org/展覧会をはじめから前提とせず、まずは対話を積み重ねてゆくという形式になっています。http://twitter.com/nagasek/status/282483963962986498http://twitter.com/nagasek/status/282485641613279232

対象を要素的な概念に還元し、思考する態度が本質主義を解体したとされる。時代を俯瞰して見た時には、それが近代であると感じられもする。しかし、そのことに居直るのはあらゆる立場を超えて欺瞞である。作家はそのことにこそ、抵抗しなければならない。

art

川村記念美術館での中西夏之展は、松濤美術館での個展の時よりも作品の弛緩がより目立っていた。今では、90年代の終わり頃に開催された現代美術館での個展がひとつのピークだったという見方をしている。かつては、弓型のサインカーブを孕んだ垂直軸が作品…

工学的な計算によっては、コンクリートによる巨大なパネルでさえも、巨大なボルトによる制御可能な材料として取り扱われる。しかし、一旦事故が起きればそれは、生身の人間にとって制御不可能な地獄として出現する。全ての近代的構築物は同じ条件によって規…