旧来のマルクス主義者のように近代以後の帝国主義を単に批判するのでもなく、ネグリ=ハートのように世界資本主義の果てに見出される非中心化された帝国概念を抽象的に構想するのでもない。本書で柄谷が取った戦略は、古代から近世に至るまで、世界各地にお…
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