あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」

政治的な展覧会を組織する際は、高度なコンテクスト性や抽象性が要求される。

まずもって、展示技術のレベルにおいて、「メタな視点」がどこまで確保されていたのか、検証が必要だろう。

単に、展覧会を中止するのではなく、作品や展示の分析(実地検証)を行いつつ、賛成派・反対派を交えてシンポジウムを開く位のことがなされるべきではないだろうか。