デ・クーニング

ブリヂストン美術館のデ・クーニング展。
絵は平板で面白くなかったが、一点だけ出品されていた彫刻が面白かった。
彫刻のエスキースとしての油絵という観方であれば納得できそうだ。

常設室に展示されていた、ポロックやアレシンスキーなどは面白かった(これまでにあまり観た記憶がないが、新しい収蔵品だろうか)。
近年、アンフォルメルの収集に力を入れているのか、スーラージュや具体の作品が多く展示されていた(アンリ・ミショーの水彩もその一環なのだろう)。
総花的な収集は必要ないので、小品でも質の高いものに的を絞った集め方をしてもらいたい。