2011-03-06から1日間の記事一覧

『切りとれ、あの祈る手を』佐々木中著(河出書房新社)

文体は苦手だが、内容は面白かった。この本については、多くの識者が書評を書いているが、誰も言及していないかに見える部分で気になる箇所がある。それは、決定的なテキストは、一旦失われ(忘却され)た後に、再発見されるということである。この本で紹介…