部屋の窓が、隣家の庭の一角に面している。窓枠は丁度、その庭に生えた柿の木を切り取っており、その向こうには遠くの団地が空の下に聳えている。今年もその柿の木には多くの実がなったのだが、それらの実は例年通り今も収穫されずに残されている。そうこう…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。