2007-07-12から1日間の記事一覧

子規-蕪村と漱石

正岡子規によれば、蕪村が自身の俳句において、漢語や古語を多用したことは、作品を複雑化させるための意識的な選択だった。芭蕉の句にも、蕪村的な実験が無かったとは言えないが、次第に古池の句*1に代表される平明さへと収斂してゆくし、芭蕉以後、幾人か…